ブラックジャック必勝テクニック「カウンティング」とは？
ブラックジャックは、プレイヤーとディーラーが対決するカジノの定番ゲームです。各プレイヤーは、カードを2枚ずつ配られ、それを元に手持ちの合計値を21に近づけ、かつディーラーよりも高い値を目指します。合計が22以上になると「バースト」となり、その時点で敗北が確定します。
ブラックジャックには、多くの必勝テクニックや戦略が存在しますが、プロのプレイヤーや経験豊富なカジノ愛好者の間で、とりわけ注目されているテクニックが「カウンティング」です。
カウンティングの技術は、その名の通りカードの「数」を「数える」ことに起因しています。このテクニックの主要な目的は、ディーラーの手札と残りのカードの状況をきちんと把握し、次に配られるカードが高いカード（10点や絵札）か、低いカードかを予測することです。この予測に基づいて、プレイヤーは勝率の高いタイミングで賭け金を増やします。
カウンティングの基本理念としては、カードの価値を特定の数値で表現し、これらの数値を累計していくことで、デッキの中の高いカードと低いカードの比率を推定します。
具体的には、ブラックジャックのカウンティングには、いくつかの異なる方法があります。それぞれの手法には、特定のカードに割り当てられる点数が違い、その点数に従ってカードを数え上げていきます。代表的なものとしては以下の3つが挙げられます。
・ハイ・ロー・カウンティング：
これは最もポピュラーな手法の一つで、カードの価値を「+1」、「0」、「-1」の3値で表します。具体的には2から6までのカードは+1、7から9は0、そして10からエースまでが-1となります。
・レベルアップ・カウンティング：
この手法は少し複雑で、カードの価値を「+1」、「+2」、「-1」、「-2」と4つの異なる値で評価します。これにより、プレイヤーはより精緻なカードの推定を行うことができます。
・カテゴリー・カウンティング：
こちらはカードの価値を「+1」、「0」、「-1」の3値で表し、特定のカード群をカテゴリとしてまとめて数え上げる手法です。
カウントがプラスの場合:
カウントがプラスになるということは、デッキ内に低いカード（2-6の数字）が多く出てきたということを意味します。その結果、残っているデッキの中には10点のカードや絵札が比較的多いと推測されるため、プレイヤーの勝率が上昇する可能性が高まります。この状況を利用して、賭け金を増やすのが一般的な戦略です。
カウントがマイナスの場合:
逆にカウントがマイナスになる場合は、高いカードが多く出て、残りのデッキには低いカードが多く含まれていると推測されます。この状況ではディーラーの勝率が上昇する可能性があるため、賭け金を減らすか、最低限の賭け金に抑えることが推奨されます。
カウントがゼロやわずかなプラス・マイナスの場合:
カウントがゼロやわずかなプラス・マイナスである場合、デッキの状態はほぼ均衡していると判断できます。この場合、標準的な賭け金を維持し、特に大きな変動は避けるのが良いでしょう。
ランドカジノではカウンティングは禁止されているところも存在するほど、強力な攻略法となっています。
オンラインカジノだとさらに利用しやすいカウンティングはブラックジャックをプレイする上でおすすめの攻略となっています。